
こんにちは。ジョージア移住の専門家「レオ」です。
トビリシ国際空港(TBS)に到着して、「さあ、どうやって市内まで行こう?」と悩んでいませんか?トビリシ空港から市内中心部、例えばリバティ広場やルスタヴェリ通りまでは約17kmから20kmほど。深夜便で着いた場合の移動手段があるのか、トビリシ空港のバス(337番)はどうやって乗るのか、タクシーはぼったくられないか…不安は尽きませんよね。
特にトビリシ空港のタクシー料金は交渉制だと高額請求のリスクがあり、安全な移動手段の確保は最優先事項です。また、ジョージアで主流の配車アプリ、トビリシBoltやYandexの使い方、料金相場も気になるところだと思います。
この記事では、そうした疑問や不安を解消するため、空港に到着してから市内へ向かうための全アクセス方法を、メリット・デメリット、費用、所要時間、そして安全対策まで、私の経験も踏まえて徹底的に解説していきますね。
- 空港から市内への全移動手段(バス・アプリ・タクシー)の比較
- 深夜到着時でも安全・確実な移動方法
- ぼったくりを回避し、適正価格で移動する具体的な準備
- 空港でやるべき必須準備(SIMカード・両替・交通カード)
トビリシ空港から市内への移動手段を徹底比較
トビリシ空港から市内への移動は、到着時間と予算によって「最適解」がハッキリ分かれます。まずは主要な移動手段であるバス、配車アプリ(Bolt/Yandex)、タクシー、そして事前送迎サービスについて、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
- トビリシ空港のバス(337番)ガイド
- トビリシBoltとYandexの使い方
- 深夜も安心?トビリシBoltの利便性
- トビリシ空港タクシーの料金とリスク
- 事前予約のトビリシ空港送迎サービス
トビリシ空港のバス(337番)ガイド

予算を最優先するなら、公共バスの337系統(旧37番)が最強の選択肢です。私も日中便で到着した際はよく利用しますね。
運賃はなんと片道1GEL(約50円)。ただし、このバスにはいくつかの重要な注意点があります。
運行時間とルート
まず、運行時間が限られています。インプットされた情報によれば、朝の06:59頃から夜の22:59頃までとなっています。日中の運行頻度は約15分から20分間隔です。もし23:00以降の深夜便で到着した場合、バスは利用できません。
ルートは空港の到着ホール正面のバス停から出発し、市内中心部の自由広場(リバティ広場)やルスタヴェリ通りを経由し、最終的にステーションスクエア(中央駅)まで行きます。自由広場までの所要時間は、交通状況にもよりますが約45分から60分が目安です。
支払い方法(最重要)
バスの利用で最も注意したいのが支払い方法です。車内での現金払いはできません。
支払い方法は以下の3択ですが、旅行者にとって現実的なのは実質「交通カード」一択かなと思います。
| 支払い方法 | 運賃 | 90分無料乗り換え | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 交通カード(MetroMoney) | 1 GEL | あり | 一番おすすめ。カード本体代2GELが別途必要。 |
| クレジットカード(タッチ決済) | 1 GEL | なし | Visa/Mastercardのタッチ決済対応カードのみ。 |
| Bank of Georgiaのモバイルアプリ | 1 GEL | なし | 旅行者にはハードルが高い。 |
なぜ交通カード(MetroMoney Card)を強く推奨するかというと、トビリシの公共交通機関には「最初の乗車から90分以内なら、バスや地下鉄への乗り換えが無料」という素晴らしい特典があるからです。空港バスで市内へ行き、そこから地下鉄に乗り換えてホテルへ向かう場合、この特典がないと追加で1GELかかってしまいます。
トビリシBoltとYandexの使い方

利便性、スピード、そして価格の透明性を重視するなら、配車アプリが最適解です。ジョージアではUberはサービス展開しておらず、主流はBolt(ボルト)とYandex Go(ヤンデックスタクシー)の2強です。
どちらもアプリ上で行き先を指定し、料金が事前に確定するため、面倒な価格交渉やぼったくりの心配が一切ありません。これは本当にストレスフリーですね。
BoltとYandex Goの特徴
Bolt(ボルト)
エストニア発の企業で、ヨーロッパ全土で強いです。ジョージアでも非常にポピュラーで、車両の質が比較的良く、ドライバーの対応も丁寧な印象があります。料金はYandexより少し高めですが、それでも空港から市内中心部まで約25GEL〜40GEL(約1,250円〜2,000円)が目安です。
Yandex Go(ヤンデックス・ゴー)
ロシア系の企業で、Boltより料金が安い傾向があります。目安は約20GEL〜25GELほど。ただ、車両のクオリティはBoltに比べると少しバラツキがあるかもしれません。

専門家レオ
個人的には、少し高くても車両が新しく快適なことが多いBoltをメインに使うことが多いですね。どちらのアプリも、支払い方法としてクレジットカードを登録しておけば、降車時の現金やり取りも不要なので非常にスムーズです。(現金払いも選択できます)
これらのアプリを使う大前提として、インターネット接続が必須です。空港の無料Wi-Fiは接続が不安定なこともあるため、後述する「SIMカード」を空港で入手することが、アプリ利用の鍵となります。
深夜も安心?トビリシBoltの利便性

「深夜便でトビリシに着くけど、Boltは捕まるの?」という心配をよく聞きますが、安心してください。トビリシ空港は、実は深夜の午前1時から4時頃が最も混雑する時間帯なんです。
ヨーロッパや中東からのフライトがこの時間帯に集中するため、空港は非常に活気があります。当然、移動需要もこの時間帯がピークになるため、Boltのドライバーも空港周辺に24時間多数待機しています。
深夜23:00以降は公共バス(337番)が運行を停止してしまうため、実質的な移動手段は配車アプリかタクシーに限られます。その中でも、料金が明示され、安全にホテルまで直行できるBoltは、深夜到着者にとって最も信頼できる移動手段と言えますね。
トビリシ空港タクシーの料金とリスク

空港の到着ロビーを出ると、必ず「タクシー?」と声をかけてくるドライバーがいます。これが、いわゆる「非公式タクシー」や「白タク」と呼ばれる交渉制のタクシーです。
一方で、空港には「公式タクシー」の乗り場も存在します。これらはメーター制で、市内中心部まで約40GEL〜60GELが目安とされています。非公式タクシーよりは安全ですが、BoltやYandexの事前確定料金(25〜40GEL)と比較すると、やはり割高になる可能性が高いです。
結論として、タクシーを利用するメリットは現時点ではほとんどなく、安全・安心・適正価格の「配車アプリ(Bolt/Yandex)」一択だと考えて良いと思います。
事前予約のトビリシ空港送迎サービス

もう一つの確実な方法は、事前にプライベート送迎サービスを予約しておくことです。特に、以下のような場合には非常に有効な選択肢となります。
- 深夜・早朝の到着で、アプリの操作やドライバーとの合流に不安がある
- 荷物が非常に多い
- 小さなお子様連れや家族での移動
GoTripなどのプラットフォームを利用すれば、事前に料金確定(1台あたり50GEL程度から)で予約できます。ドライバーが到着ロビーでネームボードを持って待っていてくれるため、合流もスムーズ。料金はBoltより高くなりますが、その分の安心感と快適さを買う、という選択ですね。
トビリシ空港から市内への準備と賢い選択
さて、移動手段が決まったら、次はそれを実行するための「準備」です。トビリシ空港の到着ロビーでやるべきことは、大きく分けて「両替」「SIMカード」「交通カード」の3つ。これが、トビリシ空港から市内への移動をスムーズにする鍵となります。
- 必須準備:SIMカードと両替
- 交通カード(メトロマネー)は買うべき?
- 空港鉄道と徒歩移動の現実
- リバティ広場への行き方
- ルスタヴェリ通りへのアクセス
- まとめ:トビリシ空港から市内の最適解
必須準備:SIMカードと両替

トビリシに到着したら、荷物を受け取る前に、まずこの2つを確保しましょう。特にSIMカードは、ぼったくりタクシーから身を守る「セキュリティツール」としての役割も果たします。
SIMカード:安全確保の必須ツール
到着ロビーに出ると、Magti(マクティ)、Silknet(シルクネット)、Cellfie(セルフィー、旧Beeline)といった主要キャリアのブースが並んでいます。嬉しいことに、これらの多くは24時間営業です。
旅行者向けのパッケージは非常に安価で、例えばMagtiなら30日間データ無制限プランが35GEL、Silknetも15日間無制限で30GELといったプランがあります(※料金は変更される可能性があるので、必ず現地で確認してください)。
これを購入してスマホに入れれば、その瞬間からBoltやYandexアプリが使えます。これが、高額請求タクシーのリスクをゼロにする最も確実な方法です。
両替:空港でも損しない方法
一般的に「空港の両替レートは悪い」と言われますが、トビリシ空港は少し特殊です。
確かに、多くの両替所は市内より不利なレート(例: 1USD=2.4GEL)を提示しています。しかし、例外的に「Inteliekpress」など一部の両替所は、市内の最良レートに匹敵する、非常に競争力のあるレート(例: 1USD=2.795GEL)を提供していることが確認されています。
交通カード(メトロマネー)は買うべき?

もし滞在中にバスや地下鉄を1回でも利用する可能性があるなら、「MetroMoney Card(メトロマネーカード)」は絶対に買うべきです。正式には「Travel Card」という名称かもしれません。
このカードの本体代金は2GEL(約100円)。空港の到着ホール内にあるオレンジ色のBank of Georgiaのサービスカウンターなどで購入できるようです。(もし閉まっていたら、市内の地下鉄駅窓口でも買えます)

専門家レオ
このカードの真価は、運賃1GELという安さよりも、「90分間の無料乗り換え特典」にあります!
空港バス(1GEL)で市内に着いた後、90分以内に地下鉄に乗り換えても追加料金がかからないんです。これは滞在中の交通費を劇的に節約できるので、2GELのカード代はすぐに元が取れますよ。
空港鉄道と徒歩移動の現実

念のため、他の選択肢についても触れておきます。
空港鉄道
トビリシ空港には鉄道駅が存在しますが、残念ながら旅行者向けのアクセス手段としては実質的に機能していません。 以前は1日2往復程度の運行がありましたが、非常に不便で、現在は旅客サービスがアクティブではない状態です。鉄道での移動は選択肢から外して問題ありません。
徒歩
空港から市内中心部までは約17km以上あります。当然ながら、徒歩での移動は不可能です。歩道が整備されていないハイウェイを歩くことになり、非常に危険ですので絶対にやめましょう。
リバティ広場(自由広場)への行き方

トビリシ観光の中心地「リバティ広場(Freedom Square)」。ここを目的地とした場合の移動シミュレーションをまとめます。
【最速・快適】Bolt(24時間対応)
空港でSIMカードを買い、Boltアプリで配車。渋滞がなければ約17分〜20分で到着します。料金は25〜40GELが目安です。
【最安値】公共バス337番(日中限定)
空港で交通カード(2GEL)を買い、バス(1GEL)に乗車。プーシキンスクエア(リバティ広場のすぐそば)のバス停で降ります。所要時間は約45分〜50分です。
ルスタヴェリ通りへのアクセス

リバティ広場から続く目抜き通り「ルスタヴェリ通り」も、アクセス方法はリバティ広場とほぼ同じです。
公共バス337番は、リバティ広場を経由してルスタヴェリ通りも通りますので、目的の場所に近いバス停で降りることができます。Boltの場合も、目的地をルスタヴェリ通り沿いのホテルなどに設定すればOKです。
もしバスでサムゴリ駅(Samgori)まで行き(約30分)、そこで地下鉄に乗り換える(90分以内なら無料)という方法もありますが、荷物を持っての乗り換えは少し大変かもしれませんね。
まとめ:トビリシ空港から市内の最適解

トビリシ空港から市内への移動は、準備さえしておけば全く難しくありません。最後に、安全で快適な移動のためのポイントをまとめますね。
- トビリシ空港から市内への移動は到着時間と予算で決める
- 日中(7時〜23時)の最安値は公共バス337番
- バス運賃は1GELだが現金不可、交通カードが必須
- 交通カード(2GEL)は90分無料乗り換え特典が強力
- 深夜(23時以降)の移動は実質Bolt(配車アプリ)一択
- トビリシBoltは24時間利用でき、深夜でも捕まりやすい
- Boltの料金目安は25〜40GELで、料金が事前確定し安全
- 交渉制の地元タクシーは高額請求(130GEL事例)リスク大
- 交渉制タクシーは絶対に利用を避ける
- 安全な移動のため、空港でSIMカードの購入を最優先する
- Magtiなどのキャリアが24時間営業で便利
- 両替は空港でも「Inteliekpress」など好レートの店がある
- 空港の優良両替所も24時間営業
- 空港鉄道は旅行者向けには機能していない
- 徒歩での移動は不可能であり危険
- リバティ広場やルスタヴェリ通りへはバスかBoltで直行可能
