
こんにちは。ジョージア移住の専門家『レオ』です。
Bank of Georgiaの口座開設体験についてお探しですね。
ジョージアでの生活を始めるとき、銀行口座は必須インフラかなと思います。私も最初は、観光ビザでも作れるのか、オンライン申請はどこまで進むのか、英語が苦手でも大丈夫か、といった不安がたくさんありました。
特に最近は審査が厳しくなったと聞き、必要書類や手数料、アプリの使い方など、具体的な情報が知りたいですよね。
この記事では、私の経験や最新の情報を踏まえ、Bank of Georgiaの口座開設準備から、実際の流れ、便利なアプリ機能まで、あなたの疑問をスッキリ解決していきますね。
- Bank of Georgia口座開設の最新の必要書類
- オンライン事前申請と支店での手続きの実際
- 観光ビザでの開設可否と注意点
- 便利なBOGアプリの機能と手数料
Bank of Georgia口座開設体験の準備
ジョージアで最もメジャーな銀行、Bank of Georgia(BOG)。口座開設をスムーズに進めるには、なんといっても「準備」が鍵になります。特に最近はルールが厳しくなっているため、最新の情報をしっかり押さえておきましょう。
- 口座開設の必要書類とKYC
- オンライン申請と現地手続きの流れ
- 観光ビザでの開設と注意点
- 現地SIMとSMS認証の重要性
- 支店の営業時間と予約の要否
口座開設の必要書類とKYC

まず、口座開設に必要な書類ですが、以前はパスポートさえあればOKという時代もありましたが、今は状況が異なります。2024年以降、KYC(顧客確認)が非常に厳格化されました。
現在、非居住者が口座開設を申請する際に求められる基本的な書類は以下の通りです。
基本的な提出物
1. パスポート(必須)
当然ながら、本人確認のためのパスポート原本が必須です。コピーでは受け付けてもらえません。
2. 現地でSMS受信可能な電話番号
後述しますが、ジョージア国内の携帯電話番号が必須です。アプリの認証などで使います。
3. 住所を証明する書類(最重要)
ここが最大の関門です。以前はホテルの住所でOKなケースもありましたが、現在はジョージア国内の正式な居住証明を求められることがほとんどです。
この住所証明のハードルが上がったため、「観光でフラッと立ち寄って口座開設」というのが難しくなっているのが実情ですね。
KYC(顧客確認)とは?
KYC(Know Your Customer)は、銀行が顧客の身元を確認する手続きのことです。マネーロンダリング(資金洗浄)などを防ぐために世界的に強化されています。
BOGの窓口や事前申請では、書類に加えて以下の点も質問されます。
これらの質問には、英語で明確に回答できるよう準備しておくとスムーズです。「資産分散のため」「ジョージアでの長期滞在(旅行)のため」など、正直かつ合理的な理由を伝えることが大切です。

専門家レオ
KYCが厳しくなった背景には、近隣諸国からの資金流入を厳しくチェックするようになった影響があると言われています。日本人だから審査が甘い、ということはないと考えて準備するのが吉ですね。
オンライン申請と現地手続きの流れ

「オンラインで完結できますか?」という質問をよくいただきますが、結論から言うと、Bank of Georgiaでの口座開設はオンラインでは完結しません。
ただし、手続きをスムーズに進めるために、「オンラインでの事前申請」が必須(または強く推奨)となっています。この事前申請をせずに支店に行っても、結局「ネットで先に登録してきて」と案内されるケースがほとんどです。
ステップ1:オンライン事前申請
まずはBOGの公式サイトにある事前登録フォーム(Pre-registration)から情報を入力します。
1. メールアドレスの認証
フォームにアクセスし、メールアドレスを入力すると認証コードが届きます。それを入力して次に進みます。
2. 個人情報の入力
パスポート情報(氏名、生年月日、国籍、パスポート番号など)、ジョージアの電話番号、ジョージアの住所(賃貸契約書などに基づく住所)を入力します。
3. KYC情報の入力
前述した「収入源」「取引目的」などのKYC情報をフォームに入力します。ここで詳細な情報のアップロード(収入証明など)を求められる場合もあります。
この申請を送信すると、銀行側で事前審査が行われます。審査には数日かかる場合があり、通過すると「支店に来てください」という旨のメールが届きます。
ステップ2:現地支店での手続き
事前審査通過の連絡を受けたら、必要書類(パスポート原本、住所証明など)を持ってBOGの支店へ行きます。
1. 受付(予約不要)
入口の受付機で「口座開設(Account Opening)」などの番号札を取ります。予約は基本的に不要です。
2. 窓口での手続き
番号が呼ばれたら窓口へ。担当者に事前申請が完了している旨とパスポートを提示します。担当者は英語対応OKな方が多いです。
3. 書類確認と署名
担当者がシステムで情報を確認し、最終的な本人確認を行います。いくつか質問(KYCの再確認など)に答えた後、タブレットや書類に署名(サイン)をします。書類を書く作業はほとんどありません。
4. カード発行と初回入金
デビットカードのデザイン(名入れの有無など)を選び、その場でカードが発行されます。最後に、初回入金(10~20GEL程度)を求められることがあるので、少額の現金(ラリ)を持っておくと安心です。
手続き自体は、窓口に呼ばれてから早ければ30分~1時間程度で完了します。ただし、混雑していると待ち時間が1時間以上かかることもありますね。

専門家レオ
トビリシの「Marjanishvili(マルジャニシヴィリ)支店」は、外国人の対応に慣れていると評判ですよ。もちろん、他の支店でも英語が通じれば問題なく手続きできます。
観光ビザでの開設と注意点

ジョージアは、日本人であればビザなしで1年間(360日)滞在が可能です。この、いわゆる「観光ビザ」ステータスでの口座開設ですが、法律上は可能ですが、実務上は非常に厳しくなっているのが現状です。
銀行側(BOG)が懸念するのは、「なぜ短期滞在の観光客がジョージアの銀行口座を必要とするのか?」という点です。これはKYC(顧客確認)の観点から、不正利用のリスクを評価するためです。
以前(数年前まで): 観光客でもパスポートと電話番号だけで比較的簡単に開設できた。
現在(2024年~): 審査が厳格化し、以下の点を厳しく問われるようになりました。
したがって、「日本から2週間の旅行ついでに口座開設」というのは、残念ながら現実的ではない可能性が非常に高いです。
もし観光ビザ(ビザなし滞在)で開設を目指す場合は、少なくとも「ジョージア国内のしっかりとした住所(賃貸契約書)」を確保することが、審査のスタートラインに立つための最低条件になると考えておいた方が良いでしょう。
これらの審査基準は銀行の方針や社会情勢によって変動します。最新の情報は、BOGの公式サイトを確認するか、現地で直接問い合わせることをお勧めします。
現地SIMとSMS認証の重要性

Bank of Georgiaの口座開設において、ジョージア国内でSMS(ショートメッセージ)を受信できる電話番号は、パスポートと並んで絶対に欠かせないものです。
なぜなら、以下のような重要な場面で必ずSMS認証が求められるからです。
- 口座開設時の本人確認
- モバイルバンキングアプリ(BOG App)の初回登録・認証
- インターネットバンキングでの重要な取引(送金など)の認証
- パスワード忘れなどの再設定時
日本の携帯電話番号(+81)では、ローミング設定をしていてもSMSが届かない(または認証に使えない)ケースがほとんどです。必ずジョージアの電話番号(+995)を取得してください。
現地SIMカードの入手方法
現地SIMカードは、ジョージアに到着したらすぐに手に入れることができます。
1. 空港(トビリシ国際空港など)
到着ロビーに出ると、Magti(マクティ)やSilknet(シルクネット)といった大手通信キャリアのカウンターが並んでいます。パスポートを提示すれば、旅行者向けのプリペイドSIMをすぐに購入できます。
2. 街中のキャリアショップ
空港が混雑している場合や、後でゆっくり選びたい場合は、市内のキャリアショップでも購入可能です。

専門家レオ
BOGの支店に行く前に、まず空港や街中でSIMカードを購入し、自分の電話番号を確保しておく、という順番が鉄則ですね。
銀行手続きの途中で「電話番号は?」と聞かれて慌てないよう、先に準備万端にしておきましょう。
支店の営業時間と予約の要否

BOGはジョージア国内で最も支店数が多い銀行なので、トビリシ市内中心部であれば簡単に見つけることができます。
営業時間(目安)
支店の営業時間は店舗によって若干異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 平日(月曜~金曜): 9:30 または 10:00 ~ 17:30 または 18:00
- 土曜: 10:00 ~ 14:00(午前中のみ営業、または休業の支店も多い)
- 日曜・祝日: 休み
ショッピングモール内の支店などは、週末も営業している場合があります。訪問前には、BOGの公式サイトやGoogleマップで、行きたい支店の正確な営業時間を必ず確認してくださいね。
予約の必要性
口座開設のために、事前に支店の予約をする必要は基本的にありません。
前述の通り、支店に到着したら、入口にある受付機(タッチパネル式の機械)で「口座開設」や「オペレーション」といった目的の番号札を発券します。電光掲示板に自分の番号が表示されたら、指定された窓口へ行くだけです。
ただし、最近はプレミアムサービス(SOLOバンクなど)の相談や、複雑な手続き(法人設立など)の場合、予約を推奨されるケースもあるようです。個人の普通口座開設であれば、予約なしで問題ないと考えて大丈夫でしょう。
Bank of Georgia口座開設体験のQ&A
さて、準備が整ったところで、次は実際の運用面や細かい疑問について見ていきましょう。手数料はいくらかかるのか、アプリは使いやすいのか、英語が苦手でも大丈夫かなど、気になる点をQ&A形式で解消していきますね。
- 窓口やアプリの言語サポート
- 口座維持手数料と初期費用
- BOGアプリとネットバンク機能
- 現地生活でのメリットとデメリット
- Bank of Georgia口座開設体験まとめ
窓口やアプリの言語サポート

海外の銀行で心配なのが「言葉の壁」ですよね。私も英語が得意なわけではないので、その点は不安でした。
窓口の言語対応
Bank of Georgiaは大手銀行であり、特にトビリシ市内の支店ではほとんどの窓口で英語が通じます。
もちろん、スタッフによって流暢さには差がありますが、口座開設のような定型的な手続きであれば、片言の英語でも十分対応してくれます。難しい単語がわからなくても、翻訳アプリ(Google翻訳など)を見せれば、親切に理解しようとしてくれるスタッフが多い印象です。
残念ながら、日本語が通じるスタッフは基本的にいないと考えた方が良いです。口座開設の目的や収入源など、想定される質問への回答を、事前に簡単な英語で準備しておくと安心ですね。
アプリ・ネットバンキングの言語
BOGのモバイルバンキング(BOG App)やインターネットバンキングは、完全に英語対応しています。
初期設定はジョージア語になっているかもしれませんが、設定(Settings)メニューから簡単に言語を「English」に変更できます。一度英語に設定すれば、全てのメニューや操作が英語で表示されるため、ジョージア語がわからなくても全く問題なく使えます。

専門家レオ
アプリの操作感は、日本のネット銀行のアプリと似ていて直感的です。英語とはいえ、”Balance”(残高)や “Transfer”(送金)など簡単な単語がわかれば、すぐに慣れると思いますよ。
コールセンターの対応
万が一、カード紛失などで緊急の連絡が必要になった場合、コールセンターも英語対応のオペレーターがいます。アプリからもチャットや電話で問い合わせが可能なので、サポート体制はしっかりしていると言えますね。
口座維持手数料と初期費用

ジョージアの銀行は、日本と違って「口座維持手数料」がかかるのが一般的です。ただし、そこまで高額ではありません。
初期費用(口座開設時)
口座開設時にかかる費用は、主に以下の2点です。
- デビットカード発行手数料: カードの種類(スタンダード、ゴールドなど)によって異なりますが、スタンダードなカードであれば無料、または10 GEL(約500円)程度です。
- 初回入金: 手数料とは違いますが、口座を有効化(アクティベート)するために、10~20 GEL程度の現金を入金するよう求められることがあります。
念のため、50 GEL(約2,500円くらいの現金(ラリ))を準備して支店に行くと、万全かなと思います。
口座維持手数料(年間・月間)
口座維持手数料は、契約するアカウントのプランによって異なります。非居住者向けの最もスタンダードなプランの場合、年間で数十GEL(ゲオルギア・ラリ)が目安です。
例えば、年間50 GEL(約2,500円)や、月額5 GEL(年間60 GEL)といったプランが多いようです。日本の銀行の時間外手数料などに比べれば、かなり良心的かもしれませんね。
BOGには「SOLO」という、空港ラウンジ利用権などが付いたプレミアムバンキングサービスもあります。こちらは当然、維持手数料も高くなります(例:月額25 GELなど)。開設時に自分のニーズに合ったプランをしっかり確認することが大切です。
ATM引き出し手数料
BOGのATMで現金(ラリ)を引き出す場合、手数料は無料、またはごく少額(例:0.2%)です。ただし、他行のATMを利用する場合や、外貨(ドルなど)を引き出す場合は、別途手数料がかかるので注意しましょう。
BOGアプリとネットバンク機能

Bank of Georgiaの真価は、世界トップクラスとも言われる高機能なモバイルアプリ「BOG App」にあると私は思っています。口座を開設したら、必ずスマホにインストールしてください。
インターネットバンキング(PCのブラウザ版)もありますが、日常的な操作はアプリだけでほぼ全て完結します。しかも英語対応で非常に使いやすいです。
BOGアプリの主な便利機能
1. 残高照会・入出金明細
リアルタイムで残高や取引履歴を確認できます。GEL、USD、EURなど多通貨の残高も一目でわかります。
2. 送金(国内・海外)
ジョージア国内の送金(電話番号や口座番号指定)はもちろん、海外への国際送金(SWIFT)もアプリから手続き可能です。
3. 外貨両替(Conversion)
自分の口座内(例:GEL→USD)で、24時間いつでも有利なレートで両替ができます。窓口に行く必要は一切ありません。
4. デビットカード管理(超重要)
これが非常に便利です。アプリから以下の操作が即座にできます。
・カードの即時ロック(停止)と解除(紛失時に安心)
・ATM引き出し限度額や、決済限度額の変更
・PINコード(暗証番号)の変更
・Apple Pay / Google Pay への登録
5. 定期預金・貯蓄
アプリからGEL建てやUSD建ての定期預金(Term Deposit)を組むこともできます。GEL建てなら高金利(時期によりますが年利9%前後など)が魅力です。
6. 公共料金の支払い
電気、ガス、水道、携帯電話料金などの支払いもアプリから完結します。

専門家レオ
特にカードのロック/解除機能は安心感が違いますね。不正利用が疑われたら即ロック、安全が確認できたら解除、というのがスマホ一つでできるのは、日本の銀行も見習ってほしいくらいです(笑)。
これらの機能が、日本からでも(ジョージアの電話番号にSMSが届けば)操作できるため、非居住者にとっても非常に強力なツールとなります。
現地生活でのメリットとデメリット

実際にBank of Georgiaの口座を使ってみて感じる、現地生活でのメリットと、知っておくべきデメリット(注意点)をまとめますね。
圧倒的なメリット
1. キャッシュレス生活が完結する
ジョージアは驚くほどキャッシュレス化が進んでいます。BOGのデビットカード(またはApple Pay/Google Pay)があれば、高級レストランから近所の小さなパン屋さん、市場、Bolt(配車アプリ)まで、ほぼ全ての支払いがタッチ決済で完了します。現金が要らない生活は本当に快適です。
2. 公共交通機関もタッチ決済OK
トビリシの地下鉄やバス(青いバス)は、BOGのデビットカードをそのまま改札機にタッチするだけで乗車できます。わざわざ交通系ICカード(メトロマニー)を買う必要がありません。
3. アプリでの家計管理が楽
BOGアプリには、支出を自動でカテゴリ分けしてくれる家計簿機能も付いています。「今月は食費にいくら使ったか」が一目瞭然で、管理がとても楽になります。
4. ポイントが貯まる(PLUSPOINT)
デビットカードの利用額に応じて「PLUSPOINT」というポイントが貯まります。貯まったポイントは公共交通機関の運賃などに充当できるので、地味に嬉しいですね。
デメリット・注意点
1. クレジットカードではない
発行されるのは基本的に「デビットカード」です。つまり、口座残高の範囲内でしか利用できません。日本の「クレジットカード」のように後払いや分割払いはできません。
2. KYC厳格化による開設ハードル
最大のデメリットは、これまでに述べた通り「口座開設のハードルが上がっている」ことですね。準備が非常に大変です。
3. 日本語サポートがない
当然ですが、窓口もアプリも日本語には対応していません。最低限の英語(または翻訳アプリを駆使する覚悟)は必要になります。
Bank of Georgia口座開設体験まとめ

最後に、Bank of Georgiaの口座開設体験に関する重要なポイントをまとめます。最新の情報をしっかり確認して、準備万端で臨んでくださいね。
- Bank of Georgiaはジョージア最大手で外国人対応に慣れている
- 口座開設はオンラインでは完結せず必ず支店訪問が必要
- 訪問前にオンラインでの事前申請(KYC登録)が必須
- KYC(顧客確認)が2024年以降厳格化している
- 必要書類はパスポートと現地電話番号
- 最重要書類はジョージアの「住所証明」(賃貸契約書など)
- ホテルの住所では審査通過が難しくなっている
- 観光ビザ(短期滞在)での開設はハードルが非常に高い
- 現地SIM(電話番号)はSMS認証のために絶対必要
- 支店訪問は予約不要、番号札を取って待つ
- 窓口やアプリは英語対応(日本語不可)
- 口座維持手数料は年間数十GELが目安
- BOGアプリは高機能でカード管理や両替が便利
- デビットカードで公共交通機関も乗車可能
- 開設は大変だが現地生活の快適度が格段に上がる
あなたのジョージアでの銀行口座開設がスムーズに進むことを願っています!
