
こんにちは。ジョージア移住の専門家『レオ』です。
ジョージアで生活を始めると、多くの人がTBC Bankで口座を開設するかなと思います。その時にもらうデビットカードとセットで使いこなしたいのが、公式の「TBC Mobilebank」アプリですよね。
ただ、いざ使おうとすると「TBCアプリの登録やログイン方法がわからない」「TBCアプリの送金方法、特に国内送金や海外送金はどうやるの?」「TBCアプリのカード管理、例えばロックやPIN変更、オンライン決済設定はどうすれば?」といった疑問が出てきがちです。私自身、最初は少し戸惑いました。
また、TBCアプリでの定期預金の開設方法や、気になるTBCアプリのATM手数料、特に日本に一時帰国した際のATMでの出金方法など、知りたいことはたくさんあるかと思います。
この記事では、TBCアプリの基本的な使い方から、知っておくと便利な活用術まで、私の経験も踏まえて分かりやすく解説していきますね。
- TBCアプリの基本的な登録とログイン手順
- 国内・海外への具体的な送金方法
- カードロックやオンライン決済の設定方法
- 日本国内でのATM出金と手数料
基本的なTBC アプリ 使い方
まずは、アプリを使い始めるための初期設定から、ホーム画面の見方、主要な機能である「送金」と「定期預金」について見ていきましょう。ここが分かれば、日常的な操作はほぼマスターできますよ。
- TBCアプリの登録とログイン方法
- ホーム画面の見方と操作メニュー
- TBCアプリの送金方法(国内・海外)
- 電話番号での国内送金テクニック
- 海外へのSWIFT送金とカード送金
- TBCアプリの定期預金開設
TBCアプリの登録とログイン方法

TBC Bankで口座を開設すると、まずユーザーネームと初期パスワードが発行されます。アプリ(MobileBank)をダウンロードしたら、この情報を使って最初のログインを試みます。
ログインを進めると、登録したジョージアの携帯電話番号宛にSMS認証コードが送られてきます。このコードを入力して本人確認が完了すると、次にパスワードの変更を求められます。新しいパスワードは、8文字以上で、大文字・小文字・数字をすべて含む必要があるため、事前に考えておくとスムーズです。
あわせて、ユーザーネームも自分が覚えやすいものに変更するよう促されます。初期のユーザーネームは分かりにくいことが多いので、ここで変更しておくことをおすすめします。
この初回設定さえ完了すれば、次回からは設定した新しいユーザーネームとパスワードでログインできます。ログイン時には都度、SMSにワンタイムコードが送られてくるセキュリティ体制ですね。

専門家レオ
最初のログインだけ少し手間ですが、ここを乗り越えれば後は快適です! ユーザーネームも自分で覚えやすいものに変えられるのが地味に嬉しいポイントですね。
また、アプリの設定(Settings)から、指紋認証(Touch ID)や顔認証(Face ID)を有効にすると、毎回のパスワード入力を省略できて非常に便利ですよ。
ホーム画面の見方と操作メニュー

ログインに成功すると、アプリのホーム画面が表示されます。ここには、あなたの持っている口座(GEL、USD、EURなど)やデビットカードの残高が、タイル状に分かりやすく表示されます。残高は自動で更新されるので、いつでも最新の状況を確認できますね。
もし複数の口座やカードを持っていて見づらい場合は、表示する項目をカスタマイズすることも可能です。
画面の下部には、主要な機能へアクセスするためのタブメニューが並んでいます。主なメニューは以下の通りです。
- Transfers(送金): 国内・海外への送金を行います。
- Payments(支払い): 公共料金や携帯電話料金などの支払いを行います。
- Accounts(口座): 口座の詳細や取引履歴を確認します。
- Services(サービス): 定期預金の開設やローン申請など、各種サービスを利用します。
- Settings(設定): パスワード変更や言語設定などを行います。
これらの主要機能は、すべて英語表示に対応しています。
TBCアプリの送金方法(国内・海外)

TBCアプリの最も便利な機能の一つが「送金」です。24時間いつでも即時送金が可能で、非常に使い勝手がいいですね。
同じTBC銀行内の口座への送金は、通常の「送金(Transfers)」メニューから、相手の口座やカードを指定するだけですぐに完了します。
ジョージア国内の他の銀行(Bank of Georgiaなど)への振込も、アプリで簡単に行えます。さらに、SWIFTを使った国際送金や、Visa/Mastercardのネットワークを使った海外のカードへの即時送金にも対応しています。
国内送金と海外送金には、それぞれ便利な方法や手数料のルールがありますので、次のセクションで詳しく見ていきましょう。
電話番号での国内送金テクニック

ジョージア国内での送金、特に友人への送金などで圧倒的に便利なのが「電話番号送金」です。
これは、相手の銀行口座番号(IBAN)を知らなくても、携帯電話番号だけで送金できる機能です。やり方は簡単で、アプリの「Transfers(送金)」から「Mobile Number 24/7(電話番号宛)」を選び、スマートフォンの連絡先から相手の番号を選ぶか、直接番号を入力して送金額を決定します。
送金を承認すると、相手の携帯電話にSMSで「お金が届きました」という内容のリンクが送信されます。相手はそのリンクを開いて、自分の受け取りたい銀行口座(TBCでなくてもOK)を指定すれば、即座に入金される仕組みです。

専門家レオ
この電話番号送金、本当に便利ですよ! 相手の長い口座番号(IBAN)を聞かなくても、電話番号だけで送れるので、友人との割り勘などにも重宝します。
この電話番号送金は、送金額が20ラリ(GEL)までは手数料無料で、それを超える場合は1ラリの手数料がかかるようです(※2024年時点の情報)。
もちろん、従来の「口座番号(IBAN)送金」も可能です。こちらは個人・法人問わず利用でき、GEL口座同士であればTBC内でも他行でもリアルタイムで送金が完了します。
海外へのSWIFT送金とカード送金

TBCアプリでは、海外への送金も可能です。主な方法は「SWIFT送金」と「国際即時カード送金」の2種類があり、目的によって使い分けるのがおすすめです。
SWIFT送金(外貨建て国際送金)
これは、銀行間の国際ネットワーク(SWIFT)を使った、いわゆる伝統的な海外送金です。アプリの「Transfers(送金)」→「Foreign Transfer」といったメニューから進みます。
送金時には、受取人の銀行名、SWIFTコード(TBC Bankの場合は TBCBGE22)、受取人名、口座番号、送金額、通貨(USD/EURなど)を正確に入力する必要があります。
手数料は送金額の0.2%ですが、最低手数料が15 USD/EUR、上限が150 USD/EURと設定されています。送金には通常、数営業日かかり、途中のコルレス銀行(中継銀行)で手数料が引かれ、受取額が減る場合がある点には注意が必要ですね。
国際即時カード送金 (Visa/Mastercard)
こちらは、相手のVisaまたはMastercardのデビットカード番号宛に、即時で送金する方法です。アプリの「Instant Transfers」→「To foreign card」といったメニューから利用できます。
対応通貨はUSDまたはEURで、1回あたり最大1,000 USD/EURまでといった制限がありますが、24時間いつでも即時に送金が完了するのが最大のメリットです。手数料は1%(最低5 USD/EUR)程度かかるようです。
対象国はヨーロッパの多くの国や、英国、トルコ、アゼルバイジャン、アルメニアなど幅広く対応しています。
日本円への直接送金には対応していないため、日本へ送金する場合は、USDまたはEURで送り、日本側で円に両替する形になります。
TBCアプリの定期預金開設

TBC Bankは、ジョージア・ラリ(GEL)建ての定期預金金利が比較的高いことでも知られています。この定期預金も、アプリから簡単に開設・管理ができます。
アプリ内の「Deposits(預金)」→「Term Deposit(定期預金)」を選択し、以下の項目を設定していきます。
- 預入通貨: GEL、USD、EUR、GBP、AED(UAEディルハム)などから選べます。
- 預入金額: 最低100単位(100GEL、100USDなど)以上。
- 預入期間: 3ヶ月から24ヶ月まで選べます。
金利は固定金利で、GEL建ての場合、期間にもよりますが年利10~12%前後と、かなり高い水準になることもあります(金利は常に変動します)。利息は満期に一括で受け取るほか、毎月受け取る設定も可能です。
早期解約のペナルティに注意
便利な定期預金ですが、満期前の解約にはペナルティが課されます。特に外貨預金の場合は注意が必要です。
まず、開設から1ヶ月未満で解約すると、元本から手数料(GELで0.2%、USD/EURで0.25%)が引かれてしまいます。
さらに、1ヶ月を超えてから解約する場合も、当初の約定金利は適用されず、ペナルティ金利が適用されます。
運用中は、アプリからいつでも残高や満期日を確認できますし、満期時の自動継続設定なども行えますよ。
TBC アプリ 使い方とカード・ATM活用
アプリの基本的な使い方がわかったら、次はデビットカードの管理やATMでの活用方法です。カードのロック設定や、日本に一時帰国した際のATM出金方法など、セキュリティと実用面で重要なポイントを解説します。
- TBCアプリのカード管理(ロック等)
- TBCアプリのオンライン決済設定
- TBCアプリのATM手数料
- 日本国内でのATM出金方法
- TBC アプリ 使い方と注意点まとめ
TBCアプリのカード管理(ロック等)

TBCアプリの「Cards(カード)」または「Card Management(カード管理)」メニューでは、発行されたデビットカードに関する様々な操作ができ、これが非常に便利です。
カードのロック・アンロック
カードを紛失した、あるいは「どこに置いたかな?」と一時的に見失った時、アプリから即座に「Block Card(カードロック)」操作ができます。これにより、カードの利用が一時停止され、不正利用を防ぐことができます。
その後、もしカードが見つかった場合は、同じくアプリから「Unblock(解除)」をタップするだけですぐに利用を再開できます。この操作にPINコード(暗証番号)の入力は不要で、即時反映されます。

専門家レオ
カードを「どこに置いたかな?」と焦った時、アプリで即座にロックできるのは本当に安心です。レストランに忘れたかも…と思っても、まずロックしておけば不正利用を防げますからね。
PIN変更・カード詳細表示
デビットカードのPINコード(暗証番号)の変更も、アプリ上で行うことができます。ATMに行く必要がないのは楽ですね。
さらに、オンラインショッピングなどで必要なカード番号、有効期限、CVV番号(カード裏面の3桁のコード)も、アプリ上で表示・コピーする機能があります。
デジタルカードの発行
アプリからは「Digital Card(デジタルカード)」という、実体(プラスチックカード)のない仮想カードを発行することもできます。これは主にオンライン決済専用で、月額1ラリ程度で利用できるようです。物理カードをオンラインで使いたくない場合の選択肢になりますね。
TBCアプリのオンライン決済設定

カード管理メニューでは、さらに詳細なセキュリティ設定も可能です。
例えば、カードごとに「Eコマース取引(オンライン決済)」をON/OFFで切り替えることができます。普段オンライン決済を使わない方は、ここをOFFにしておけば、万が一カード情報が漏れても不正利用されるリスクを大幅に減らすことができます。
また、国際利用(ジョージア国外での利用)の可否を設定したり、一定金額以上の取引に確認を要する設定にしたりすることも可能です。ご自身の使い方に合わせて、セキュリティレベルを調整できるのは心強いですね。
もちろん、Apple PayやGoogle Payといったデジタルウォレット(スマホ決済)にTBCカードを登録する際も、アプリがサポートしてくれます。
TBCアプリのATM手数料

次に、TBCカードを使ってATMで現金を引き出す際の手数料についてです。これはジョージア国内と海外で大きく異なります。
ジョージア国内のATM手数料
ジョージア国内でGEL(ラリ)を引き出す場合、TBC Bank自身のATMを利用すれば、手数料は基本的に無料です。
もしTBCのATMが近くになく、他の銀行(Bank of Georgiaなど)のATMを利用する場合でも、インプットされた情報によれば月間2,000 GELまでの引き出しは無料になるようです。日常的な利用であれば、国内の手数料はあまり心配しなくても良さそうですね。
海外(日本など)のATM手数料
注意が必要なのは、海外(例えば日本に一時帰国した際)でATMを利用する場合です。この場合、TBC側で海外ATM利用手数料が課されます。
手数料は「引出額の2%(最低 3 USD/EUR/GBP または 6 GEL)」とされています。
加えて、利用する日本側のATM設置者(セブン銀行など)の手数料(110円~220円程度)が別途かかる場合もあります。
日本国内でのATM出金方法

TBC Bankで発行されたVisaやMastercardブランドのデビットカードは、日本国内の「Visa/Plus」や「Master/Cirrus」マークがあるATMで、現地通貨(日本円)を引き出すことができます。
利用可能な主要ATM
日本で利用しやすいのは、主に以下のコンビニATMやゆうちょ銀行です。
| ATMネットワーク | 1回あたり引出限度額(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| セブン銀行ATM | 100,000円 | 全国のセブン-イレブンにあり、24時間利用可能。限度額が最も高いのでおすすめ。 |
| ゆうちょ銀行ATM | 50,000円 | 郵便局や一部ファミリーマート。ATMの営業時間に注意。 |
| ローソン銀行ATM | 50,000円 | 全国のローソン。24時間利用可能。 |
| イオン銀行ATM | (要確認) | イオンモールなど。Visa/Masterに対応。 |
手数料を考えると、1回の引出額を大きくしたいので、限度額が10万円のセブン銀行ATMが最も使いやすいかなと思います。
DCC(Dynamic Currency Conversion)回避の重要性
日本のATMで海外発行カードを使う際、一つだけ絶対に注意してほしいことがあります。それはDCC(Dynamic Currency Conversion)という仕組みです。
この罠を回避するため、ATMで通貨の選択を求められたら、必ず「日本円(JPY)で処理」または「Decline Conversion(両替を拒否)」を選択してください。そうすることで、VisaやMastercardが定める国際基準の為替レートが適用され、余計なコストを払わずに済みます。

専門家レオ
日本に一時帰国した時、セブン銀行ATMでTBCカードが使えた時は感動しました(笑)。でも、手数料を最小限にするため、1回あたりの引出額を大きくすることと、DCCを避けて「日本円(JPY)」で決済することは徹底してくださいね!
TBC アプリ 使い方と注意点まとめ

最後に、この記事で解説したTBCアプリの使い方と注意点を、重要なポイントに絞ってまとめます。
- TBCアプリの初回登録にはSMS認証が必要
- ログイン情報は覚えやすいものに変更可能
- ホーム画面は英語表示に切り替えられる
- 国内送金は電話番号宛が便利
- 国内他行宛GEL送金は月2,000GELまで無料枠がある
- 海外送金はSWIFT(高額・時間)とカード(少額・即時)を使い分け
- SWIFT送金は最低手数料(15 USD/EUR)に注意
- 定期預金はアプリで簡単に開設できる
- EUR定期預金の早期解約は利息がゼロになる
- カード紛失時はアプリで即時ロック(Block Card)できる
- PIN変更やCVVの確認もアプリで可能
- オンライン決済はアプリでON/OFF設定を
- 海外ATM手数料は2%(最低3 USD/EUR/GBP)
- 日本のATMはセブン銀行が1回10万円まで対応
- ATMではDCCを避け「日本円(JPY)」を選択する
